街中はすでにクリスマスイルミネーションでキラキラしていますね!
皆様は今年のクリスマスをどう過ごされますか?
イルミネーションを見に行く方や、ちょっとおしゃれなディナーに行く方、おうちで家族とプレゼント交換をする方など様々だと思います。
この時期にデパートやレストラン、ホテルなど至る所でよく見かけるクリスマスツリーですが、
皆様は、クリスマスツリーはなぜもみの木だけなのか?
ツリーのてっぺんにはなぜ星を飾るのか?
ご存知ですか?
そもそも...クリスマスって?
今回はそんなクリスマスツリーの’’なぜ?’’ を調べてみました!
クリスマスとはイエス・キリストの降誕祭のことです。
イエス・キリストは約2000年前、ユダヤのベリレヘムの馬小屋で聖母マリヤのもとに誕生します。
このキリストの生誕をキリスト教のカトリック教会で祝ったのが、クリスマスの始まりと言われています。
Christがキリスト、masはミサ(礼拝)でChristmasとなり、キリストのミサという意味になります。
クリスマスツリーを飾るのはなぜ?
クリスマスツリーを飾る由来は諸説ありますが、
北ヨーロッパに住んでいたゲルマン人の冬至のお祭り’ユール’で樫の木を崇めていたことが引き継がれたのではという説が有名です。
また、宗教改革で有名なマルティン・ルターが、クリスマスに空を見上げ、木と木の間に星が輝くのをみて感動し、子供たちにも見せてあげたいと、教会にツリーを飾ったのが始まりという説もあるようです。
その後、ツリーを装飾する風習はドイツからイギリスやアメリカに広まりました。
日本では、明治初期にプロイセン王国公館で飾られたのが始まりで、スーパーマーケット明治屋がクリスマスツリーを飾ったことをきっかけに徐々に民間にも広がっていったようです。
クリスマスツリーのなぜ?
●なぜ「もみの木」?
寒さ厳しいドイツで、常緑樹のもみの木が冬でも枯れずに緑を保っていることから「生命力の象徴」「永遠の命」として崇拝されていました。また、もみの木には、幸せを運ぶ小人が住んでいるという説も!?その小人にいつまでも住んでもらう為にろうそくや食べ物を飾ったとのこと。メルヘンチックですね。
●なぜ「りんご」?
アダムとイブのお話しにも出てくるように、リンゴは神様から捧げられた貴重な食べ物。今でも「An apple a day keeps the doctor away. 1日1個のリンゴで医者いらず」とも言われるように特別に重宝される食べ物。この大自然の恵みであるリンゴを吊るして感謝の気持ちで神様に捧げます。
●なぜてっぺんに「星☆」?
クリスマスツリー自体が、上記の禁断の果実がなった木そのものであるとも言われています。そしてその木のてっぺんにある星は「キリストの降誕を知らせる星」なのです。ということは、あの星は「ベツレヘムの星」(Star of Bethlehem)なんですね。
●なぜ「ベル」?
キリスト誕生を知らせるベル。邪を払う魔よけ。羊につけたベル。諸説はいろいろ。ただ「Jingle bells♪ Jngle bells♪ Jingle all the way〜♫(鈴よ鳴れ、鈴よ鳴れ、ずっと鳴れ〜)」の歌的には「キリスト誕生」を祝ってるように思いますね。
●なぜ「杖(つえ)」?
キャンディーになっているあの不思議な杖は、羊飼いが迷い出た羊を引っ掛けて群れに戻すためのものらしいです。なぜ羊飼いなのか。。。と疑問をもちつつ、そう言えばキリストの話しにはよく羊飼いの話しがでてきます。聖書にも「イエスは『善い羊飼い』」というたとえ話もあります。
●なぜ「キャンドル」?
キャンドル (ろうそく) は「世を照らす光」としてキリストを象徴しているとのことです。今は、電気(LED)のチカチカやイルミネーションもその役割を果たしているようですね。
●なぜ、クリスマスカラーは「赤」と「緑」?
赤は、「キリストが流した血」(愛と寛大さ)。緑は「生命の象徴である緑・自然」(永遠の命)とのこと。やっぱり宗教的行事を感じますね。ちなみに「白」は雪の色(純潔、潔白)とのこと。
などなど。。。この他にもクリスマスツリーの歴史や起源の諸説は複数あるので調べてみてくださいね。
またぜひweのレッスンでも、講師達のクリスマスの過ごし方を聞いてみてください!